PS3コンバータの取扱説明 サザンの神様 |
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< PCをPS3コントローラーの代わりとしてPS3をプレイできるPS3コンバータシステムの説明> | |||
<ジョイスティックエディタの操作>![]() メインエディタにある”Joystick”をクリックすることでジョイスティックエディタウィンドウを開くことができます。 ![]() ―ジョイスティックエディタ画面― ![]() 赤丸部”Mouse Mode”に✓を入れることにより、PCのマウスとPS3コントローラのアナログジョイスティックレバーを連動させることができます。黄枠部のトラックバーで感度の調整を行うことができます(感度値が大きいほど少しのマウスの動きで大きくジョイスティックが傾く(動く)ことになります)。 ”Move Mode”に✓が入っていない時は、画面中心部を原点としてマウスカーソルが画面中心部から離れるに従ってジョイスティックが中心部から動くことになります・・✓が入っている時は、マウスカーソルの位置に関係なくマウスカーソルの絶対移動量に応じてジョイスティックが動くことになります。 マウスカーソルの位置を確認しながらのプレイは困難なため、メインエディタの”センタリング”ボタンと組み合わせて使用します。 ![]() ![]() キーボードから(例として)スペースキーをクリック、その後に”同時押”ボタンをクリックします。次にリターンキーをクリックした後、”第2同時押”をクリックしたとします。 この場合ではスペースキーとリターンキーを同時に押している時だけマウスの動きをキャプチャーすることになります。つまり、2つのキーを同時に押さないとマウスを動かしてもジョイスティックが反応しないということです。 ”優先”✓も含めてメインエディタの設定と同じです(但し、この”優先”は”同時押”に対してだけで、”第2同時押”には優先の設定はありません)。 ![]() 続いて”自動センタリング”の説明です。 マウスを動かしていない時はジョイスティックが中心へ向かって自動的に移動するようにできます。中心への移動速度は”速度”のトラックバーで調整します。 マウス感度や自動センタリングのトラックバーは感度をよくし過ぎると必要以上に大きく動いてしまうので最適な調整を行う必要があります。悪い例として、上に向かってマウスを動かした場合、すぐに最上部までジョイスティックは移動してしまい、上部飽和した状態でもマウスは上方へ移動しているために左右少しでも斜めに動いた分だけ横方向にも移動してしまいます。 結果的に上に動かしたつもりが斜め方向にジョイスティックが移動してしまう・・これはマウス感度が高過ぎるケースです。 視点変更等が逆に動くものに対しては、1番2番の逆転BOXに✓を入れます・・マウスを右へ移動すればジョイスティックは左へ動き、マウスを上に移動すればジョイスティックは下へ移動します。 ゲーム中の視点変更などがジョイスティックに宛がわれている場合、左右にだけ動いてほしい時もあります。この時は4番の”上下動作無効”に✓を入れます。これでマウスの上下移動は無視されて左右方向のみをジョイスティックに伝えるように動作します。 5番の”MCセンタリング”はVer1.20以上になってから追加した機能です。 マウスモードで操作する際に、ゲーム画面を見ながらマウスを動かすのは、かなりやり辛いものです。ジョイスティックと違って、”離せばセンター位置に戻る”ということがないので、マウスカーソルがどこにあるかが分からなくなってしまい、カーソルが画面端にぶつかって動けなくなっていたり、中心位置に戻すためにPC側の画面を確認したりしなければならなくなります。 ”センタリング”ボタンを設定しても、ゲームの最中にセンタリング用のボタンをいちいち押すのはかなり面倒です。 そこで、ジョイスティック位置が自動センタリングによって中心地点に戻った時に、併せてマウスカーソルをPC画面の中心点へ自動で移動させる機能を追加しました。これは”自動センタリング”と合わせて設定することで、ゲーム中にマウスを停止した時にマウスカーソルが画面中心に移動することを利用するので、ジョイスティックレバー感覚でプレイすることができるようになります。 ![]() 次はアナログジョイスティックをレバーキーに変換させるモードの説明です。 ゲームをプレイしているとジョイスティックレバーがキャラクタの移動に使われているケースが多くあります。 であるならば、これを例えば上下左右のカーソルキーに割り当ててしまおうという考え方です。実際、アナログジョイスティックは非常によくできたシステムです(よく壊れますが・・・)。これをマウスで行おうとすると中心位置(ニュートラル位置)が確認できないため非常に操作し辛いのです。 これを上下左右のキーに割り当ててしまえば非常に移動しやすくなります。↑キーを押せばジョイスティックを真上に上げたことと同等となり、↑キーと→キーを同時に押せばジョイスティックを右上45°の位置へ入れたことと同等に動作します。 移動するためのレバーキー変換モードでは、赤枠”感度”をMAXにして使用することが好ましいのですが、ゲームによっては微妙な斜めへの移動が重要なものもあります。この場合は感度を少し下げて使用することで対応します。 感度をMAXにした際、↑キーを押している状態から→キーを押せば押した瞬間から右上45°へ入ってしまいます。感度を下げることにより、↑キーを押している状態から→キーを入れると45°地点に向かってゆっくりと角度が変わってゆくことになります。複雑そうですがプレイ中はあまり気になりません(もともとアナログジョイスティックは急峻な動きが苦手なのです)。 ![]() レバーキー変換モードにも”自動センタリング”があります。これはMouse Modeの自動センタリングとシンクロ動作しています。 レバーキー変換モードではキーを離した瞬間に中心部へと戻ってほしい場合がほとんどなので通常はMAXにして使います。 Mouse Modeとレバーキー変換モードを同時使用(交互使用)する際に、Mouse Modeでは自動センタリングがMAXでは困るケースもあります・・この場合は特例として、”Move Mode”の✓を外して”同時押”キーを設定することで、同時押キーを押している間はセンタリングを行わせないようにできます。通常Mouse Modeではメインエディタの”瞬間センタリング”と併せて使用するため、同時押キーの方も瞬間センタリングを行うためのキーと同一に設定しておけば問題ありません。 グレーパネル部の設定はメインエディタと同じです。上の設定例の場合では、↓キーとスペースキーを同時に押した時にジョイスティックが下へ入ります。更に↓キーに優先設定がされていますので、その他ボタンの↓キーは無効となります。 マルチセンタリングには✓を入れた状態で使用します。 ![]() 今現在のジョイスティック位置を記憶するためのボタンの設定です。 上の設定例の場合は、”B”キーを押すことで現在の左ジョイスティック位置を記憶、”M”キーを押すことで記憶した位置へ復元することになります。 ![]() レバーキー変換モードを使用する際、大雑把に動かしたい時と微動作させたい時があります。 FPS系のゲームはジョイスティックの片側が2つの役割を担っているケースが多く、例えば視点変更と照準を切り替えて使う場合・・視点変更時は大きくジョイスティックを動かすことでいち早く状況を把握しなければならないことに対し、小さい的に照準を合わせる時には微調整が重要になってきます。 そこでVer1.20以上ではレバーキーモードに”重み付け”が行えるようにしました。ジョイスティックレバー自体の操作を考えてみると、小刻みに上下左右にレバーを倒しながら無意識に倒し加減を調整しているはずです。 この重み付けは、レバーキーの押し始めはゆっくりとジョイスティックが倒れてゆき、時間の経過とともに倒れる量が大きくなってゆく動作となります。 つまり、小刻みにレバーキーを入れている時には小さい動きとなり、しっかりとレバーキーを入れている時には大きい動作になります。重み付け加減は”重さ”の値を変更することで調整できるようにしました。 上例で説明すると、スペースキーとBキーを押している間は重み付けがかかります。同時押しに関しては今までのキー設定の説明にある内容と同等です。 尚、キーが何も設定されていない時には、常に”重さ”の値がレバーキーモードに反映されます。重さの値が大きいほどジョイスティックが倒れ辛くなるイメージです。(重さ=0は通常動作) FPS系のゲームでは構えボタンと発射ボタンがあるものがほとんどです。 例えば構えボタンがコントローラーのL1だったとします。当然PS3コンバータ内でL1ボタンに相当するキーが設定されるはずなので、このL1に宛がわれたキーをそのまま重み付けのキーにも設定します。 L1で構えている間は(照準を定めている間は)重み付けがかかり、照準の微調整が行いやすくなるというわけです。 |
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