PS3コンバータの取扱説明
サザンの神様
< PCをPS3コントローラーの代わりとしてPS3をプレイできるPS3コンバータシステムの説明>
       

<録動・再生の操作>

説明図36
メインエディタの”録動・再生設定モード”ボタンから録動・再生に関する設定を行います。
”録動”とは十字レバーやジョイスティックレバー、各種ボタンのプレイ中の操作をそっくり再現させることができるものです(長時間の100%完全再現はできません)。


説明図37
まず、”録動開始”ボタンの設定です。上の設定例では”N”キーを押した瞬間から録動が始まります。
録動を停止したい場合はF5キーを押します(Manual Modeが開いている時は”録動・再生停止”ボタンから停止します)。

また、設定例では”再生”ボタンは”M”キーになっています。Nキーで録動開始→F5キーで録動停止→”M”キーで録動データの一時再生確認を行います。
説明図38


説明図39
録動されたデータはメインエディタの”録動DataのSave”から行います。


説明図40
分かりやすい名前を付けてDataを保存します(上設定例では適当過ぎるファイル名ですが・・・)。

ファイルはTextファイル形式で保存されます。


説明図41
Saveされた録動データをマクロとして組み込みます。
録動・再生設定モードの各マクロパネル内の”参照”ボタンをクリックします。


説明図42
Saveされた録動データからマクロとして組み込みたいファイル名を選択します。


説明図43
次にメインエディタでも行ったキーボードからのキーの割り振りを行います。
テンキーから”1”をクリック、続けて”マクロ1”をクリックします。これでメインキーはテンキー”1”に割り振られました。

”1”キーを押すことで予めSaveされた録動データが発動します。上設定例では”同時押”キーにスペースキーが割り振られているので”1”キーとスペースキーを同時に押した時に録動データが発動します。

また、
再生中の録動マクロに合わせて更にマクロを被せて発動できます。
具体的には”マクロ1”=”1”キー&スペースキーを押した後に、”マクロ2”=”2”キーを押せば再生中のマクロ1の途中からマクロ2が被って再生されるのです。

更に、
マクロ発動中にキーボードからの実操作も被せることができ、これらを更に”録動”することも可能です。


説明図44
青丸部”押下継続”に✓を入れた場合は、キーを押しっ放しにしている間だけマクロを発動します。キーを離した瞬間に、途中まで再生されているマクロでも中断されることになります。

✓が入っていない場合の再生中マクロの中断は、F5キーもしくは”再生停止”で設定されたキーを押すことで停止となりますが、F5キーで停止した場合は”録動”も停止となります。
”再生停止”によって停止するのはマクロ再生だけなので録動は継続されることになります。

赤丸部”重ね合わせ”に✓を入れた場合は、ジョイスティックの動作だけがマクロや実操作と合成出力されます(ボタン等は✓の有無に限らず合成出力される)。

但し
マクロ6~マクロ10に関しては、”重ね合わせ”に✓が入っていない場合にはマクロ再生のみとなり、実操作の一切を受け付けません。

赤丸部”連続再生”に✓が入っている場合は、
マクロの再生が終了しても再びマクロは始めから再生がスタートします。”押下継続”にも✓が入っている時は、押下継続が優先されます。
連続再生を終了する場合には・・コントローラーのボタンをマクロ再生キーに使っている場合は、再度、再生ボタンを押します。キーボードのキーをマクロ再生キーに使っている場合は”F5キー”で終了します(Manual Controlウィンドウが開いている場合は”録動・再生停止”ボタンを使います)。


説明図45
マウスによる入力を無効とする”左右Mouse無効”✓が設けてあります。
これはマウスの動きだけを封じるので、レバーキー変換モードによるジョイスティック操作には影響を及ぼしません。


説明図46
上の設定例では”N”キーを押すと録動がスタートし、操作の一部始終が記録されていきます。F5キーにて録動停止、”M”キーで録動された操作を再生します。

”再生”の停止にはF5キーかバックスペースキーで”再生停止”させます。
テンキー”1”とスペースキーを同時に押すと保存されている”abc”のマクロが発動し記録された操作を再生します。

テンキー”2”を押すと”Test”マクロが発動して記録された操作を再生します。
マクロ再生中に実操作を被せることもできますし、マクロの再生に実操作を被せた一連の操作を”録動”することもできます。

例として、”N”キーを押して録動を開始した直後、テンキー”1”を押してマクロ1を発動、続いてテンキー”2”を押してマクロ2を発動、マクロ2の再生に実操作=キーボードによる操作を被せます。
マクロ1&2が中途でも構わないので”再生停止”をキーボードから発動、マクロは終了しますが録動は継続し記録は続きます。
更に実操作を続け、最後にF5キーにて録動を停止します。
マクロ1そしてマクロ2の発動から実操作による被せ、マクロ1&2の停止後の実操作までが録動データとなります。


Ver2.30以降では、コントローラーを接続して使用する際に、マクロの発動をコントローラーのボタンで行うことができるようにしました。
上図を例にすると、コントローラーの○ボタンと×ボタンとレバー上を同時に入れた時にマクロ1が発動します。
”押下継続”に✓が入っている場合は発動ボタンを押し続けている間だけ、✓が入っていない場合は発動ボタンを離した後もマクロの再生は続きます。
”押下継続”に✓が入っていない場合は、マクロ再生中にもう一度発動ボタンを押せば(上図の場合であれば○と×とレバー上の同時押し)再生は停止することになります。

録動は長時間記録もできます。しかし、ゲーム内のランダムな要素や、録動スタートや再生スタート時の微少な時間のズレ、PCとコンバータとPS3のシンクロ率の問題等で完全再現が可能に見えるゲームでも100%完全な再現動作を求めることはできません

そのために実操作を被せることができるようになっているのです。僅かに発生するズレは実操作を被せて相殺させるしかありません。人が作りしものを超えられるのはやはり人だけなのです。

これほど高速に忠実に処理されていくプログラムでもタイミングのズレが発生するとは・・・少々驚きの今日この頃です。


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