サザンの神様 < PCをPS3コントローラーの代わりとしてPS3をプレイできるPS3コンバータシステムの説明> |
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PS3コンバータアプリのDownloadと説明動画はこちら |
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<PS3コントローラーエディタを立ち上げる> PS3コントローラーをPCで使用できるようにするためには、”SlimDXのRuntime”とPCからコントローラーを認識させるための”PS3コントローラードライバ”の2つをインストールする必要があります。 まずはコントローラードライバからです。 ***PS3コントローラードライバのインストール*** 一時、ネットで話題となった”sixaxisdriver”を使ってみます。 このドライバを単体でインストールしてもPC側からジョイスティックであることは認識されますが、実際に使用するに当たってはやり辛い部分があるのです。 流れに沿ってインストールした後に、必ず”すべてのプログラム”内に現れる”SixaxisDriver”を起動して、”Load Driver”をクリックします。 この時にPS3コントローラーが接続されていないとだめです。 SixaxisDriver入手先 PS3コンバータをWindows8で使用する場合は”MotioninJoy”を使用します。 インストール後に必ずPCを再起動し、PS3コントローラーを接続して、”ドライバマネージャ”内の”Install all”をクリックします。 MotioninJoy入手先 それから、 ”クイックスタート”内の項目を、”DX-Default=アナログゲームパッド3”にして”Options”をクリックします。 上図の赤四角部の4項目をNoneに変更して”Save Changes”をクリックします。変更前の元通りの値に戻したい場合は”Default”をクリックします。 一度でもコントローラーを外したら、インターネット接続環境でMotioninJoyを立ち上げ、クイックスタート画面内の”適用”ボタンを押す必要があります。 コントローラーのアナログジョイスティックレバーがグダグダの場合は青枠部も全て”None”に設定しておいた方がよいようです・・ゲームによっては、アナログジョイスティックの動作がゲームに反映されるものがあります。その時にアナログレバーがグダグダだと、いつの間にかあらぬ方向へ動き出すといった不具合が発生してしまうのです(ゲームによっては、途中からいきなりアナログレバーが反応し出すこともあり)。 ここまではPCにコントローラーを正常認識させるための準備でした。 ここからこのインストールしたドライバからの情報をアプリが受け取れるようにするための準備に入ります。 ***SlimDX Runtimeのインストール*** 下記ダウンロードページからダウンロードします。 SlimDX Runtimeダウンロード ダウンロードした”SlimDX Runtime .NET 4.0 x86 (January 2012)”をインストールします。 ジョイパッド等、PS3コントローラー以外のコントローラーを接続して使用する場合はもちろん、Windows7等のOS上でPS3コンバータアプリを走らせる場合にもSlimDXのインストールが必要です!! ***接続コントローラー設定*** PS3コンバータ自作基盤が接続されていなくても、”接続コントローラー設定”ボタンを押すことが出来るようになりました。 PS3コンバータシステム自作基盤製作Startページへ PS3コンバータアプリのセットアップ動画 基盤が接続されていても、コンバーターアプリ立ち上げ時に、PCがインターネット接続していないとアプリが立ち上げられない場合があります。(Ver2.02以降) これはネット上のパスコードの確認を意味しています。 コントロールパネルから”ゲームコントローラー”を選択した時に、上図のようにコントローラー名が表示されていれば、PC側がコントローラー名を認識しているということになります。 更に”プロパティ”をクリックして、 コントローラーのボタンを押してみます。 押されたボタンは赤い色に変化するはずです。 もし赤い色に変化しない場合は、PC側がコントローラー名は認識しているけれども正常に動作させることができないということになります。ドライバや設定に間違いがないかを再確認します。 <接続コントローラー設定の使い方> 設定方法は、メインエディタ編でも行ったキー割り当て設定と同じ様に、キーボードからキーを割り振っていく方式です。 メインエディタでの設定は、キーボードのキーを押した時にそれに相当するコントローラーボタンが押されたのだとデータ送信されますが、それに対してこちらの設定はその逆で、コントローラーのボタンを押した時にそれに相当するキーボードのキーが押されたのだとPCへ送信されるということになります。 PS3コンバータメインエディタ編へ まずは必ず”接続Joystickの確認”ボタンを押すことから始めます。 コンバータアプリがドライバからの情報取得に成功すると、接続されたコントローラーの名前がウィンドウ表示されます。 コントローラーの接続がPC側で認識されていると、コントローラーのボタンを押した際に、押されたボタンが水色に変化します。 コントローラードライバによって水色に変わるところは入れ変わります。例えばPS3コントローラーの”○ボタン”を押した時に、B01が水色に変わることもあればドライバによってはB03が水色に変わることもあるということです。 コントローラーのレバーを操作すると、”POV(HAT SW)”部の数値が変化します。 レバー部は、押されているか押されていないかをドライバから取得するのではなく、入っているレバー方向によって特定の数値を取得するように出来ています。 これがコントローラードライバのみで動作させる場合の障壁となっているようです。 PS3コンバータアプリでは、このレバー値を割り振ることが可能です。 コントローラーのレバーを操作した時に”POV(HAT SW)”部の数値が変化する状態であることを確認し、コントローラーのレバーを入れた状態のままでアプリ上の”POV値”をクリックします。 上例では、コントローラーレバーの右を入れたままで赤丸部の”POV値”ボタンを押しています。 これでコントローラーレバーを右へ入れた時にアプリ側がそれを認識できるようになります。 この操作は、レバーの上&下&右&左&右上&右下&左下&左上&ニュートラル状態の9つの値を設定する必要があります(レバーのニュートラルを忘れないよう注意!)。 ”Main Key”と”同時押Key”は、メインエディタでも行ったように、キーボード上のキーを押下した後にMain Keyボタンを押して設定します。 上例では、コントローラーレバーを右へ入れると、キーボード上の”Dキー”と”右カーソルキー”を同時押ししたことと同等に動作します。 また、ゲームによっては、4方向レバーでプレイしないとやり辛いものもあります。 その場合は、”4方向レバー”のチェックボックスに✓を入れます。 同様にコントローラーのボタンにキーを割り振っていきます。 コントローラーボタンを押して、その時にどこが水色に変わるかを確認します。 確認後、キーボード上のキーを押下、続いて相当する”Main Key”と”同時押Key”を押します。 例としてPS3コントローラーの△ボタンを押した時に”B01”が水色に変化したとします。キーボードからスペースキーを押下、続いてB01枠内のMain Keyを押します。 これでPS3コントローラーの△ボタンを押した時に、PCのキーボードのスペースキーを押したことと同等に動作するように設定されました。 上例では、○ボタンを押した時にシフトキーとコントロールキーを同時に押したことに、×ボタンを押した時にリターンキーを押したことと同等に動作します。 設定が終わったら”Key送信開始/停止”ボタンを押してスタートさせます。 ゲームによっては”MODE2”の✓を外さないと正常に動作しない場合があるので使い分けるようにします。 もう一度”Key送信開始/停止”ボタンを押すことで動作を停止します。 ”ボタン連射設定”に✓が入っている場合には、メインエディタで設定した連射数でボタン連射動作することになります。上図で例を挙げるとすると、コントローラーの○ボタンはB03に設定されていますから、メインエディタ内の”○ボタン”部のスライドレバー(トラックバー)を動かして数値を変更します・・この時にメインエディタ内の”連射”の✔を入れる必要はありません。これでコントローラーのB03に当たるボタンを押した時に、コントローラー設定画面内で登録してあるB03枠内のキーは連射動作することになります。 ”Key送信開始/停止”ボタンを押すことで動作を停止させた場合やコントローラーを引き抜いたりした場合には、必ずもう一度”接続Joystickの確認”ボタンを押した後に”Key送信開始/停止”ボタンを押して再開しないとなりません。 また、コンバータアプリがPC画面上で邪魔に感じる場合は、窓キー+Dキーにて最小化します。 注意:影に隠れているウィンドウやタスクに最小化されているウィンドウを表示させる場合はAltキー+Tabキーを使って表示すようにします。 このPS3コンバータシステムは、PCのキーボードやマウスを使ってPS3を扱えるようにするという前提で製作してきましたが、PS3コントローラーを接続できるようにしたついでにPC経由でPS3コントローラーを使ってPS3をプレイできるようにしました。(PCを経由するが、結局、PS3コントローラーでPS3をプレイするということ) メリットとしては、”連射機能が使える”ことと”録動機能=マクロ”が使えることです。 コントローラーのボタンを押すと水色に変化するボタンをクリック、それをコントローラーのボタンに宛がって設定していきます。 例えばコントローラーの”○ボタン”を押した時に”B02”が水色に変わったとします。ドライバ上では”○ボタンはB02である”と認識されているので、この”B02”ボタンを押下後に”○”をクリックします。 ここで敢て、B02押下後に”△”をクリックしたとすれば、コントローラーの△ボタンを押した時に○ボタンが押されたことと同等に動作します。(つまり操作ボタンの入れ替えが可能) ドライバによってはコントローラーのPSボタンが反応しないものがありますので、この場合はメインエディタの”PS”からキー設定します。使用する機会の少ないボタンなのでこれで十分でしょう。 同じドライバでも他メーカー製のコントローラーではPSボタンが使用できるタイプもあります。(例:HORI PAD3PRO等・・・・これ、個人的に大好きなんです) これらの設定は”Clear”ボタンを押すことで消去できるようになっています。 また、コントローラーのアナログジョイスティックレバーを操作すると、緑色の数値が割り振られた枠内の数値が変動するところがあります。(上図黄枠部) 1~24番の数値の中には、左右アナログレバーのそれぞれ上下方向と左右方向に合わせて変化する所があります。 例えばコントローラーの左アナログレバーを左右に振った時に、23番の枠内の数値が大きく変動したとします。 これはドライバ内で、左アナログレバーの左右方向動作は23番の数値であると認識されているということです。 上図青丸部の”23ボタン”を押下後、上図の青丸部の”上下”ボタンをクリック設定します。 設定しないところは動作しません。例えば左アナログレバーの左右方向は設定したが左アナログレバーの上下方向は設定しなかった場合、左アナログレバーは左右方向には反応しても上下方向は反応しないことになります。 設定中は各数値がパラパラと変動するので分かりにくい場合があります。 アナログジョイスティックレバーを大きく振った時に、数値は0~255の範囲で変動します。数値の変動幅を見て特定すると設定しやすいはずです。 ”コントローラー優先”に✓を入れれば、コントローラー側のアナログレバーの動作を拾いますが、✓がない場合は”Joystick Editor”等で設定したキーボードやマウス側の動作を拾うことになります。左右のアナログレバーそれぞれに対して設定できます。 更に上図赤丸部の”マウス動作ON”に✔を入れることで、アナログジョイスティックをマウスを動かしているように動作させることができます。赤四角部トラックバーでマウスの動作範囲を拡大縮小できます。 マウス動作範囲をあまり小さくしてしまうと、Key送信を開始した時にマウスカーソルが小さいエリアでしか動かなくなってしまい、目的の場所へマウスカーソルを持っていけなくなってしまうこともあります(左右Joystickのどちらか片方はレベル10設定を推奨)。 この場合は、”Altキー+Tabキー”を押してWindowsのアプリ選択画面を出し、Altキーは押した状態のままでTabキーを何度か押して”PS3コントロールコンバータ”を選択します(PS3コンバーターアプリにフォーカスが合っていない時の処置)。 PS3コンバーターアプリウィンドウがハイライト表示されたらF10キーを押してKey送信を停止します。 黒丸部の”高速回転”ボタンを使ってアナログジョイスティックをCCWに高速回転するように設定できます(BH等をプレイするために個人的に設置した機能でございます)。 一例を挙げると、上図左方の黒丸部”B10”をクリック後に”高速回転”をクリック、トラックバーで回転速度をレベル設定します(MAX=5)。メインエディタから”START”ボタンを押してPS3へのキーデータ送信を開始した時に、接続されたコントローラーのB10に当たるボタンを押すと、押している間はアナログジョイスティックを高速回転しているようにPS3へデータを送ってくれるというわけです(普段あまり使わないR3やL3ボタンに設定しておくとよい)。 これら諸々の設定を行っておけば、メインエディタからPS3本体へのキーデータ送信をSTARTさせた時に、自動的に接続されたコントローラーを探し出してコントローラーからのボタン入力をPS3本体へ送信してくれるようになっています。 F7キーを押すことで今現在のPC画面上のマウスカーソル位置を覚え込ませることができます。 この機能の設定時は、”コントローラー設定画面”にフォーカスが合っていないと動作しないので、別アプリの画面を出してマウスカーソル位置を決めたい場合には、マウスカーソル位置を決めた後で、”Altキー+Tabキー”を使ってコントローラー設定画面に戻るようにします。 または、Selectボタン+十字レバー左でもマウス復元1を保存できるようにしました(Ver3.10より)。マウス復元2は”Selectボタン+十字レバー上”、マウス復元3は”Selectボタン+十字レバー右”で保存できるようになっています。 数値は画面上のX位置とY位置を示していますが手入力も可能です。 覚え込ませたマウスカーソル位置へ戻すための”マウス位置復元ボタン”を設定しておけば(B01~B20のどれかを押した後に”マウス位置復元ボタン”を押して設定する)、設定したコントローラーのボタンをプレイ中に押すことでマウスカーソルが復元位置へ瞬間移動させます。 Ver3.00から3つまで設定できるようにしました。設定方法は上記の通りですが、F7キーの代わりにF8キーとF9キーでカーソル位置を覚え込ませるようになっています。 また、マウス位置復元ボタンを2つまで設定できるようにしました(上例:B01とB08を同時押しした時に復元位置へ戻る)。 復元はNo.1から優先されるため、”マウス位置復元ボタン2”を使っている場合は、”マウス復元1”に設定するようにします。例として、マウス復元1にはB01だけを復元ボタンとして設定しているのに、マウス復元2にはB01とB08の2つを復元ボタンとして設定した場合、マウス復元2の復元を行うためにB01とB08を同時押しするとマウス復元1のB01が優先されてしまい、マウス復元2は実行されずにマウス復元1の方を実行してしまうことになるということです。 この設定画面内では、DirectX用のマクロは1つだけ設定が可能です。 B01~B20のいずれかのボタンをクリックして”録動Start/End”ボタンをクリック、同様にして”再生ON/OFFボタン”もクリック設定しておきます。 Key送信がスタートされている状態(プレイ中)に、B07に相当するコントローラーのボタンを押せば(上例の場合)、マクロの録動が開始されます(画面上に”録動中”の赤いウィンドウが現れる)。もう一度B07に相当するボタンを押せば録動は停止します。 録動が終了したらB08に相当するコントローラーのボタンを押せば(上例の場合)マクロの再生がスタートします(画面上に”再生中”の白いウィンドウが現れる)。再生中にもう一度B08に相当するボタンを押せば再生は強制終了します。マクロ再生時のキャンセルを行うには”重ね合わせ”に✓を入れておく必要があります。(マクロ再生中に他のボタン押下を適用する) 非常に長いマクロの再生をキャンセルできなくなった場合は、F10キーを押してKey送信を停止させるしかありません(アナログレバーをマウス移動に使っている時のキャンセルにもF10キーが使える)。 取り込んだマクロは”録動Data保存”ボタンから名前を付けて保存しておくことができます。保存されたマクロデータは”マクロ読込”ボタンで呼び出すことができます。 但し、録動を開始すれば読み込まれているマクロデータは新しいマクロに置き換わることになるので注意が必要です。 ”繰り返し再生”に✔が入っている場合は、再生が終了しても連続して再び再生がスタートします。もう一度B08に相当するボタンを押すまで(上例の場合)再生は繰り返されることになります。 ”重ね合わせ”の✔を外せば、再生中は他のボタン受け付けを無視し、✔を入れれば再生中に他のコントローラーボタンの押下も受け付けてくれることになります。 Ver3.00から、実マウス操作を録動できるようにしました。今まではコントローラーのアナログレバーを使ってマウスカーソルを移動した時にのみ、録動にそれが反映されるようになっていましたが、”マウス動作ON”に✓が入っていない=コントローラーからマウスカーソルを移動できない場合でも”マウスSave/Load”に✓を入れておけば、実マウス操作を録動できます。 ”マウスSave/Load”に✓を入れずに”マウスボタンSave/Load”に✓を入れると、マウスのボタン操作のみが録動の対象となります。これにより、録動時の無駄なマウスカーソルの動きが無効となり、録動データ容量の節約にも繋がります(Ver3.70より)。 また、録動やマウス位置の復元、アナログジョイスティックレバーによるマウスカーソルの移動等は、PC画面全体に対して移動範囲が決められていましたが”フォーム座標”に✓を入れることで、PC画面全体に対してではなくて作業を行ってるアクティブウィンドウに対して適用されるようになります。 つまり、プレイしているウィンドウ自体を移動したとしても、ウィンドウに対して決定されているカーソル位置はウィンドウに合わせてついていくのです。 トラックバーによるマウス動作範囲をMAXの10に設定しても”フォーム座標に✓が入っていれば、プレイ中のアクティブナウィンドウから外へマウスカーソルは飛び出しません。” コントローラー設定画面では1つしか録動を設定できませんでしたが、”マクロエディタ表示”ボタンから、最大10ケのマクロを登録できます。 その際、録動したばかりのデータは消去されてしまうので、”録動Data保存”ボタンで必要な録動データを保存してからマクロエディタに入るようにします。(尚、マクロエディタ表示ボタンは自作基盤が接続されていないと押すことはできません) マクロエディタでは録動データを”参照”ボタンで読み込み、赤四角部のようにコントローラーのどのボタンを押した時にマクロが発動するかを設定するだけです。 上例赤枠の設定では、十字レバーの下と○ボタンおよび×ボタンを同時押しした時にマクロが発動し、再び同じボタンを押した時にマクロは終了します。 ここでマクロ再生ボタンを設定すると自動的にコントローラー設定画面の”重ね合わせ”に✓が入りますが、これは既述の通りで、マクロを途中でキャンセル停止する際に”重ね合わせ”に✓を入れておかないとキャンセルを受け付けてくれなくなるからです。 また、コントローラー設定画面内の”繰り返し再生”に✓が入っている場合は、マクロの再生が終了しても、再び同じマクロが繰り返し再生され続けます。 Ver3.10より、マルチマクロ機能を追加しました。 保存してある各マクロを自由に組み合わせて使うことができます。最大で100個まで設定できます。 1~100番までのマスの中にマクロ番号=1~10を手入力するだけです。マクロは最大で10個まで登録できるようになっているため、10より大きい数字はマス内に入力できないようになっています。 下部の”整理エリア”は、1~100番マスに設定された数値がカンマ区切りで表示されています。整理エリアへは、手入力やコピペも出来るようになっています。 設定修了時は、必ず”整理”ボタンを押すようにします。 設定したマルチマクロは”マルチマクロ保存”ボタンでセーブしておきます。セーブしてあるマルチマクロを呼び出す場合は”参照”ボタンから行います。 マルチマクロの発動は上図青枠で設定したボタンを押すことでスタートします(Key送信開始時)。 マルチマクロが発動している時に、もう一度マルチマクロ発動ボタンを押すことで強制終了します。 マルチマクロ発動中でも、他のマクロ(1~10)を発動できます。この場合は、他のマクロが終了した段階でマルチマクロの続きからスタートするようになっています。 マルチマクロ機能を使えば、細かい1つ1つのマクロを組み合わせて大きなマクロとして再生動作させることができるわけです。 各マクロの発動ボタンが重複しないように注意する必要があります。同じボタン押下パターンのマクロがあると、どちらかのマクロ発動が優先されてしまうからです。 最大で3つのボタン同時押し発動にできるので、できるだけ複数ボタンの押下パターンでマクロを発動させるようにします。 コントローラーの十字レバーがHATスイッチではなく、アナログジョイスティック動作に対応しているドライバも存在します。 例えば、通常であれば十字レバーを操作した時にはPOV値が変動しますが、ドライバによっては、01~24までのどれかが127をニュートラル中心値として上に入れると0に、下に入れると255になるものがあるのです。 これでは十字レバーにキーを割り振ることはできません。 上図の赤枠内のラジオボタンを”無効”から”左JS”や”右JS”に変更して、トラックバーを動かして青丸部の数値を適当な数字へと変更します(50~80程度がよし)。 これでHATスイッチに割り当てられているキーがアナログ動作に変換されることになります。 例えば”左JS”へ変更した場合・・”左Joystick”に設定された通りのアナログ動作がそのままHATスイッチ=POV値設定されているキーに対応した動作になるのです。 例として、あるコントローラーの十字レバーを左右に動かした時に、22番の数値が127→0→127→255と変動したとします。 この22番を(上下は23番を)、既述の方法で、”左Joystick”の左右に設定します(上図赤枠)。更に”Joystick→Lever変換”内の”左JS”にチェックを入れてトラックバーで数値を変更すれば、十字レバーを右へ入れた時にキーボード上の”D”キーとカーソルキー右が同時に押されたことと同等に動作することになります。 トラックバーによる数値の変更はニュートラル値の127からどのくらい数値が変わった時にレバーが入るかのスレッシュホールド値という意味になります。 Key送信を開始している状態で、目的とするアクティブウィンドウ上の2点で囲われるエリア内でしかマウスカーソルが移動できないようにすることができます。(Ver3.11以降) 上図で説明すると、アクティブウィンドウ上で(上図の場合は”コントローラー設定画面”)、左上黒丸地点にマウスカーソルを合わせて、コントローラーの”Startボタン”と”十字レバー左”を同時に押すことで、”マウス角位置1”に現在カーソル位置X&Yの数値が入ります。 更に右下黒丸地点で、コントローラーの”Startボタン”と”十字レバー右”を同時に押すことで、”マウス角位置2”に現在カーソル位置X&Yの数値が入り、”マウス角位置1”と”マウス角位置2”で囲われるエリア(上図では青四角エリア)が確定します。 青丸で囲われた”Inside”にチェックしてKey送信を開始すれば、マウスカーソルは青四角エリア外には出られなくなります。 マウスカーソルがエリア固定されるため、Key送信の停止は”F10”キーで行い、目的ウィンドウをアクティブ化する時は、”Alt”キー+”Tab”キーにて行います。 ”Outside”にチェックした場合は、逆に青四角エリア内にマウスカーソルを入れることができなくなります。 ゲームによっては、マウスカーソルを特定エリア外に出さずにプレイしなければならないものがあります。これは、そういった場合に使える便利な機能なのです。 目的とするアクティブウィンドウ上でコントローラーの”Startボタン”と”十字レバー上”を同時に押すことにより、そのアクティブウィンドウの画面サイズとウィンドウ位置を記憶できるようになっています。(Ver3.11以降) 目的とするアクティブウィンドウ上でコントローラーの”Startボタン”と”十字レバー下”を同時に押すことで、以前に記憶した画面サイズとウィンドウ位置を復元できるようになっています。 コントローラーのジョイスティックをマウスカーソルとして使っている場合や”マウス復元”を使う場合に、登録した時と同じ画面サイズ&ウィンドウ位置でないと具合が悪い場合があるからです。 ロジックをプレイする際、マウスやタッチパッドでは、直線的にカーソルを動かしたり、マス数を数えることが難しく、操作におけるストレスは相当なものでした。 しかし、この”ロジックモード”を使えば、コントローラーのレバーによりマウスカーソルが動かせるので、カーソル直線性の安定はもちろん、マス数が数えやすいので、ストレスなくプレイすることができるのです。 マウスボタンをコントローラーのボタンに割り振っておけば、快適にロジックをプレイできるというわけです。 ”左右方向移動量”と”上下方向移動量”の値は、レバーを入れた際に、どの程度カーソルが移動するかを決定するパラメータです。 細かいマス目の場合は値を小さく、大きいマス目の場合は値を大きく設定します。この値はプレイ中でも変更が可能です。 レバーを入れっ放しにした時に、一定時間レバーを入れておくとカーソルは自動的に進み始めます。 ”リピート待ち時間”でカーソルが自動的に進み始めるまでの時間を決定し、”リピート移動量”でカーソルの自動進み速度を決定します。 マウスカーソルを斜めに動かしたくない場合は、”4方向レバー”に✓、ロジックモードでプレイする時には、”モードON”に✓、そして、ロジックモードでレバーを使用する際に、他で設定されたレバーへのキーの設定を無効にするには、”レバーモード無効”に✓を入れます(✓するとレバーへのキー設定ウィンドウがグレーアウトします)。 一通りの設定が終わったら”メインエディタ”の”TableのSave”から設定保存しておきましょう。おかしな設定になってしまった場合は”TableのLoad”から”Default”データを読み込んで元へ戻してから設定しなおします。 |
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